アジア歯科鍼灸統合学会
Asia Integrated Dental & Acupuncture Society
greeting

理事長挨拶

AIDAS学会長 関根ようへいです。
世界中のすべての人々、そして医療関係者は、長きにわたる新型コロナウイルスとの闘いで多くの犠牲を払い消耗していく中にあっても、模索を続け、ポストコロナの新しい時代に向けて光を見いだし、希望へ道を繋げてきました。こうした時代の大きな転換点に際して、医療人という社会的に極めて重要な職責を担わせていただくことに、改めて責任の重さを実感しております。その中で、即時的な反応や局所的な治療を得意とする西洋医学と、緩徐的な反応ではあるが全人的な治療を得意とする東洋医学のそれぞれの良さを統合することが、未来の医療のあるべきカタチと考えます。
歯科医療は、患者様やそのご家族と歯科医師を始めとする医療提供者との厚い信頼関係を礎として成り立つものです。この信頼関係を育み、さらに大きくしていく過程こそが、医療の実践に他なりません。そして、西洋と東洋の新しく統合された医療実践者と患者様との間の信頼関係に根ざした医療のあり方を、今一度確かなものとして築き直す場として学会を設立致しました。
AIDASが社会の中で果たすべき役割は、「国民の健康と生命を守る」ことにあります。その役割を全うするためには、日本のみならずアジア地域の国々の関係機関との連携が不可欠です。その過程では、さまざまな治療方法や知見を、学術専門団体としての知見に基づき積極的に発信して参ります。
AIDASはこれから、日本・アジア地域の歯科医師や医療人と協力し、誰からも信頼を寄せていただける学会となるよう努めるとともに、医療を取り巻く環境が如何なる状況になろうとも、国民の健康と生命を守ることを最優先の目標に据えて活動していくことをお誓いいたします。
どうぞご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

関根 ようへい
初代 AIDAS学会長
関根 ようへい
(みはる矯正・歯科医院 院長)